私は、三姉妹の長女として生まれました。
私は、祖母が居なかったら、歪みまくった大人になっていたと思います。
なぜかと言うと、私の両親はとても厳しい人で、長女の私に対して
「お姉ちゃんだから泣きなさんな(大分の方言)」とよく言われて、とにかく我慢ばかりして、いい子にしていました。
それにより特に、怒りと悲しみの感情に対して隠し、出さないようになっていきました。
そんな私にいつも愛情をかけ、助けてくれたのが祖母でした。
祖母が居なかったら、いまの私は存在していないと思います。
あったかい愛情をくれた大好きな祖母はいつも眠るまで、神様のお話をよくしてくれました。
ある日、2番目の妹と遊びに行きました。その時は妹も小さかったのもあったので、遊びのルールを守れないでいました。
そんな妹を見て私は、「ルールを守れないならゲームに入れられないからそこで見てて」と言いました。
それを聞いた妹は泣いてしまい、家に帰ってしまいました。
そして、妹は父親に「お姉ちゃんに仲間はずれにされた」と伝えました。
それを聞いた父は、私が帰った瞬間に、「なんで妹を仲間外れにするんだ!」「姉として妹を守らんか!」と小3年の私に正座をさせ、頭ごなしに怒鳴りました。
その父の声が小3の私にはとてつもなく威圧的大きい声だったので、怖くて理由をうまく説明できずに泣くしかできませんでした。
そんな私をおばあちゃんは「郁代ちゃんを信じているよ。」と言ってくれました。
私は祖母のそんな一言だけで、とても救われていました。
大袈裟かもせれませんが、祖母のその「信じているよ」という言葉は、その後のわたしの人生の大切なお守りになりました。
そのくらい、子供に対して、信じているという言葉は重要なんだと思います。
そんな祖母も、私が33歳の時に他界しました。風邪で入院した祖母は、眠るようにあの世に旅立ちました。
最後まで介護もなく、お風呂も自分で入っていました。
9月19日は敬老の日ですね。
私も若く、子育てに忙しく、祖母には何もしてあげれませんでした。
今も元気でいてくれたら、プレゼントを持って祖母に会いたいな~って思います。
そんな敬老の日におすすめなプレゼントをお伝えしますね!
JOHNSTONS カシミア大判ストール チェック
とにかく寒がりでいつも何枚も重ね着していたおばあちゃんでした。
ジョンストーンズのスートールは、やわらかい素材で、温かく大判のストールです。
少しお高めだけど奮発して、細い小さいおばあちゃんにプレゼントして「ありがとう」を伝えたいなぁ。
生きてたら、きっとシンプルなお洋服を着ているから差し色としておしゃれに着こなすんだろうな~。
大判のストールなので、ひざ掛けとしても活躍できます。